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軟水と硬水の違いとは

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軟水か硬水かは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量によって決まります。WHO(世界保健機関)では、カルシウムとマグネシウムの1リットル当たりの含有量が、60ミリグラム未満の水を、軟水としています。日本では一般的に、100ミリグラム未満の水を軟水と呼んでいます。日本の飲料水は、基本的に軟水です。軟水は、まろやかな感じがあり、硬水は飲んだ時に苦味が感じられます。
軟水と硬水には、それぞれの長所と短所があります。現在は輸入品の水も手に入りますから、それぞれの特長を生かして、場面によって使い分けをすることも可能です。料理に使う際も、料理の種類によって、水の向き不向きがあります。健康に及ぼす影響も一長一短です。できればあらかじめ、その特徴をつかんでおくことが望まれます。

日本料理と西洋料理で使い分け

日本の水は、ほとんどが軟水です。その水で美味しさが出せるように、和食は進化してきました。水の性質に合わせて発展してきた料理ですので、当然軟水であることが望まれます。軟水は無味無臭であるため、煮物などでも素材の味そのものが堪能できます。また、和食でよく利用されるうま味成分は、硬水ではアクとなってしまうため、軟水であることが求められます。
一方、西洋料理では、煮込み料理に肉をよく使いますが、硬水には肉の臭みを消す働きがあるため、硬水が適しています。アクが出やすく、肉を多用する西洋料理には欠かせない水です。日本料理も西洋料理も、水の性質に合わせて発展してきたことがうかがえます。
水は、料理のみならず、飲料水としても用いられますから、健康面への影響ははかりしれないものがあります。

カルシウムとマグネシウムの性質

カルシウムとマグネシウムは、人体に必要なミネラルです。しかし、少ないと困ることはもちろんであるものの、多ければいいというものでもありません。摂り過ぎると、かえって健康に良くない場合もあります。
日本人はカルシウム不足に陥りがちですが、それは乳製品を摂る習慣が根付いていないことだけが原因ではありません。水にカルシウム分が少ないために、どうしてもそうなってしまっています。また、硬水には血液をさらさらにする効果があるとされ、動脈硬化の予防が期待できます。更に、マグネシウムには便通を促す効果があることがわかっています。下剤にも、マグネシウムが使われることがあるくらいです。
一方、カルシウムの過剰摂取は、腎臓に負担をかけます。腎臓が弱い人は、結石ができることもあるので注意が必要です。

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